美味しい珈琲の淹れ方

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軽井沢の空気が育むタリアセンコーヒー

タリアセンコーヒーは良質のコーヒー豆が栽培されている環境と同じ、標高1000mの高地・軽井沢でつくられています。世界の産地から厳選され送られてきたコーヒー豆は、軽井沢の清涼な空気の下で最終のエイジング(乾燥)が施された後、少量ずつていねいに焙煎され、軽井沢の空気を大きく吸い込んで生まれます。おいしいコーヒーのつくり方を知ったら、もっと素敵なひと時が過ごせるかも♪ 爽やかで深く、そして芳醇な「香り」と「味」をお楽しみ下さい。
Step.01

【準備】 蒸らし(蒸らし時間は短めに)

「のの字」に、注いでゆく(3周くらい)。湯は細く中心に多く注ぐ。
ジワ~と膨らむのを、一呼吸、確かめたら次へ。
深煎りのコーヒーを濃く淹れたいときはこの段階で、出来るだけ濃い液が出るように、細い湯を少しずつ、連続して注いで下さい。

Step.02

【メイン】 泡の拡げ(最初から約30秒後)

中心から注ぎ始め、グ~と泡を盛り上げたら、そのまま、大きくポットを回し、泡を全体に広げます。
この時は、少しぐらいなら、湯がフィルターに掛かってもかまいません。 勇気を出してポットを回して下さい。
泡があまり上まで、来ないように!泡の表面に気を取られないで、高さも意識する。湯が太すぎないようにする。

Step.03

【仕上げ】 一定ペースの湯(2分から2分半で終了)

フィルター内の湯を切らさないように、5百円玉位の範囲内に、何回か湯を注ぐ。湯の水位を上げすぎてはいけないのですが、時間を掛け過ぎると渋みが出てしまいます。泡が白く大きなものに変わったら、終りです。
この後の出がらしが入ると、いきなりまずくなります。
迷ったときは早めに止めるのがコツです。
※時間は、あくまでも説明のためです。時計を見ながら淹れる必要はありません。

●湯がフィルターに掛からないように

湯がフィルターに掛かってしまうと湯が粉に触れないので、こくが出ません。
粉に当たっていたとしても、ふち近くで、湯の勢いが強すぎれば同じことです。
お湯がコーヒーの粉を通過すればするほどこくがぐんと増します。
湯はできるだけ、垂直に注いで下さい。
後半は、ポットをあまり大きく回さず主に中央付近(五百円玉位の範囲内)に注いで下さい。

●中央の泡の色が薄くなったら止める

薄い茶色の泡の真ん中あたりの、ほとんど白い、周りより大きな泡が見えますので、その泡が「もう止めて」という合図です。
フィルターに湯を掛けてしまうと、粉が平らになって、残ります。
初めのうちは、タイミングに神経質になる必要はありません。
「今まで、泡がとっくに消えているのに、注ぎ続けていた」のをやめるだけで、あなたのコーヒーは一変するはずですから。

●粉の量

粉の量は、お好みの濃さやカップの大きさによって、当然変わります。
ごく簡単な目安として1杯分に10g(ご家庭のメジャースプーンで1杯強)程度です。
※ところが、単純に1杯分10g、2杯分20gという風にはいかないのです。インスタントコーヒーのように粉を溶くのではなく、味を抽出させる作業だからです。少量作るときは、大量に作るときに比べて効率が悪いのです。
15gからスタートして5グラムずつ増やしていって下さい。
 1杯分 → 15g (節約するならもう少し少なくてもOK)
 1杯分 → 15g
 2杯分 → 20g
 3杯分 → 25g
 4杯分 → 30g

●湯の温度

普通は85度から90度位がいいと考えています。
沸騰した湯を別のポットに移し替えるとおおよそ90℃になります。
※コーヒーは温度が高いほうが、苦みをはじめ味が抽出されやすいのです。
はじめは、ある程度、温度が高いほうが確実だと思います。
「苦すぎるな」と感じたら、少しずつ温度を下げてみて下さい。
逆に粉が古くなったりして、「どうも泡の出が悪いな」というときは、温度を上げることで多少カバーできます。